マクロ(16)

ジャンク品集めて売って生活してるのに目利きクソすぎて破格で買い取られてる。
でも本人は「生活できてるしまあいっか」って感じ。
ナワバリにも潜るし、バイトもするが 「好き」と思ったら買い物する手を止められないのでいつも金欠。
 整理整頓は苦手。家もロッカーも買ったもの詰め込んでぐちゃぐちゃ。

バンカラバトルは、なんかギラギラしたイカがいっぱいいるからやだ。
なんとなく稼げればそれで良いから、ヒェ〜こわ。
と思って近付かないようにしてる。なのでウデマエはない。

相棒のコジャケは拠点にしてるところで岩とか食って泣きそうになってたの見つけて
それは食いもんじゃないし不味いだろう。 と、持っていたパンを差し出し餌付け
お礼にジャンク品を見つけてくれて 気が合うことと、お互いwinwinな関係で相棒になった。

狭いワンルームに4人くらいでルームシェア
二段ベッドを二つ置いて鮨詰め状態で、玄関に水道があるけどお風呂はないみたいな家。
自分のスペースはベッドだけ。
真ん中の通路には一応テーブルがあって四分割されてるけど これ自分のだっけ?
ってわからなくなっちゃうくらいごちゃごちゃしてる。

実はメイクで誤魔化してるけどそばかすがある。
めっちゃ気にしてるって訳じゃないけど、まあ消せるなら消しとこうって思ってる。
ノーメイク見られたら
「やめてえ!青のりだけは!青のりだけはかけんといてぇ!!」
っていう鉄板ギャグがあるけど、あんまり伝わらないらしい。

過保護な兄(ネーロ)がいる。
普段はマグロ漁船に乗っていない。
戻ってくると大金と美味しい食事を作ってくれる。
両親はマクロの異次元な胃袋で借金が膨れ上がりどうにもできなくなって
一家心中を試みたが、勘付いた兄が息絶える前にマクロを連れて逃げ出した。
その時煉炭を蹴飛ばした為家も両親も焼けて消えた。

【新3号としてのマクロ】
なんか爺さんがマンホールから顔出して、めっちゃ見てくるから
なんだテメェって寄っていったら中に引っ込んでいって、喧嘩上等!
って飛び込んだら巻き込まれた感じ。
 ジャンク品いっぱいあるからウハウハじゃんって協力することにした。
 なんかライバルも現れたけど、見たことある奴だなぁ程度。


【過去】

生まれたばかりの頃は、よく食べる子だね〜大きくなるよ〜と母に言われる程度だった。

だんだん成長につれて、食べる量が異常だと気づく。

食べないとわんわん泣くし、与えても与えても無限に食べ続けるから心配になる

どれだけ食べても太ることはなく、とにかく燃費が悪かった。

一度は将来を考えて両親から食べる量を調整されるも、倒れて病院に運ばれて飢餓状態だと言われる。

本当にこの子は食べないと生きていけないのだと必死で食べさせてくれる両親。

死ぬ気で働いて兄もバイトとかしてたけど間に合わず

結果食費を工面しようとして借金まみれになった

借金が膨れ上がり、このままではマクロも私たちも生きていけないと

覚悟を決めて殺そうとまでした

母親がどうしても無理だと泣いて両親が支えあって泣いてるのを兄は知っている。

最期の日にたらふくみんなでご飯を食べておうちに帰って幸せの中七輪に煉炭入れて…みんなでおやすみ。


兄が寝苦しさから目を覚ました時、隣に寝ていたマクロが微動だにできないまま苦しんでいた。

驚いて起き上がり両親を見ると一番近くにいた2人はもう息たえていた。

まだ動けるのは自分だけだから、必死で妹を抱えて家の外へ飛び出す。

その時に足元にあった七輪を倒してしまって家は親ごと焼失した。

マクロは後遺症で記憶が残りにくくなった。

色々と覚えていられない。

すぐ忘れてしまう。

ただし性格レベルなので生きることに支障はない。

今が楽しいので困ってない。


交流

・コーラルくん
バイトで出会ったタコの男の子。
おねーさんって呼ばれるの嬉しくてコーラルくんの前では
「あたし」と自称 (無意識+ノリノリである)
「あたしについておいで!アタシが守ってあげる! 」
コーラルくんの方が強いし実力はあるが
「お姉さん頼りにしてる」「すごいねぇ」なんて持ち上げて
くれるから、その気になってお姉さん風を吹かせている。

・プランチくん
こちらもバイトで知り合った男の子。
最初こそ、コーラルくんを悪く言う嫌な子!と好感度は低かったが
馬が合うというか、会話のテンポがとても心地よくて仲良くなった。
マクロがぶっ倒れてた時に助けてくれて、兄がいない時は食事の
お世話になっている。

【マシロ】

マクロが忘れてしまった事はマシロ君が全部覚えてる。
相棒の前でしか出た事がない。兄も知らない。
マクロより落ち着いた性格。